バス・キッチンのTOTO▼長期ビジョンに在庫削減と高速サプライチェーン実現盛り込む 
2009年08月03日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】「TOTO」(本社=北九州市小倉北区、張本邦雄社長)は創立100周年にあたる2017年に向けた長期ビジョンの一環として、在庫削減や高速サプライチェーンの実現を目指す。
生産体制の抜本的な見直しとグローバルな情報一元管理により、高速サプライチェーンの実現と在庫削減を図る考えだ。
同社の売上高の85%は日本国内のもので、海外売上高の比率は13%程度。海外はそれぞれの国や地域で独自に情報管理を行っており、現時点では情報のグローバルな一元化管理ができていない状態にある。
生産体制については、ラインアップの統合を図るとともに、部品や金型を共通することで、コストの削減を行う。
在庫削減や高速サプライチェーンの実現のほか、リモデル戦略の強化によって、2018年3月期の売上高4000億円(2008年度比3.8%増)、営業利益240億円を目指す。