【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】島津製作所の連結子会社で汎用医用機器の生産を担当する「島根島津」（本社＝島根県簸川郡斐川町）は8月31日、本社工場内の新棟を竣工した。延床面積6075㎡の同棟は鉄骨造り平屋建て。京都市にある商品倉庫や既存工場内の部品倉庫を新棟に統合し、島根島津で生産する製品に用いる部品や材料の保管と供給、生産した製品の各地への配送を行う。同棟にはこれらの物流を手がける島津ロジスティクスサービスなどが入る。
　今回の新棟建設は、汎用医用機器生産、および物流体制強化を目的としたもの。内製化を拡大し、一貫生産を進めることにより、生産コストの削減および納期短縮を図る。また、島根島津からの製品の直接出荷体制を整えることで、年間1億円以上の物流費削減を見込む。
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