【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/】印刷大手のトッパングループ企業である「凸版印刷」（本社＝東京都千代田区）と「トッパン・コスモ」（本社＝東京都港区）は9月15日、ＵＨＦ帯ＩＣタグを活用した住宅メーカー資材物流向け金属パレット管理システムを物流業者のセンコー（本社＝大阪市北区）とともに開発したことを発表した。


同システムはセンコーが企画・運用を実施し、同社子会社のセンコー情報システムが開発を担当。凸版印刷とトッパン・コスモがＵＨＦ帯ＩＣタグとリーダライタの選定・提供と、システムの構築・運用サポートを行った。
　同システムはセンコーが管理する金属パレットに金属対応のＵＨＦ帯ＩＣタグを添付することで、パレットの管理を効率化。パレットが、いつ、どこで使われているかを管理する。
　ＵＨＦ帯ＩＣタグを活用することで一度に最大パレット30台分のＩＣタグが読み取れ、管理にかかる負担を軽減。センコーは同システムを自社の厚木物流センターをはじめ、全国９か所の物流センターに導入する。導入パレット数は約8000台。10月上旬から本格運用を開始する。
　９センターは次の通り。
　厚木物流センター（神奈川県厚木市）、戸田物流センター（埼玉県戸田市）、柏物流センター（千葉県柏市）、浜松物流センター（静岡県浜松市）、中部物流センター（愛知県丹羽郡）、関西物流センター（兵庫県尼崎市）、岡山物流センター（岡山県岡山市）、東広島物流センター（広島県東広島市）、福岡物流センター（福岡県福岡市）
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