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イーソーコ▼待ちの営業から攻めの営業へ~LSS活用セミナー 

2009年10月01日

 イーソーコ(本社・東京都港区、遠藤文社長)は九月二十九日、同社がサービスする物流営業支援システム(LSS)の利用説明会「LSS営業スキルアップセミナー」を開催した。対象はすでにLSSに申し込んでいる顧客。LSSをより活用してもらい、収益につなげる方法を伝授した。
 説明会は「LSSの概要」「営業視点からみたLSSの使い方」「LSSの操作方法について」。
 早﨑幸太郎IT部主任はインターネットと携帯電話の普及推移を解説。現在のビジネスにとって、ITが必須アイテムになっていることを強調した。「ITを活用しないと、情報収集がうまくいかない時代になっている。LSSを活用して待ちの営業から攻めの営業へ」とした。
早崎幸太郎
<「情報を収集するのにITはなくてはならないツールになっている。それをどう使いこなすか」と早﨑主任>
 さらに、大手検索サイト「Google」で倉庫と検索。二番目に表示された「イーソーコ.com」からLSSの会員企業ページと自社ホームページへの誘導を紹介した。「倉庫を探している人がグーグルで検索することを考えてみてください。イーソーコ.comから皆さんのページに誘導できる。自社のホームページの検索順位を上げることは、非常に大変。このLSSなら、イーソーコ.comを利用することで、それが簡単に可能になる」(早﨑主任)
 ▼e-cargo活用で新たなネットワークを構築
 続いて営業から見たLSSについて大谷真也物流不動産部係長が講演。特に、収益につながりやすい「なんでも物流掲示板サイトe-cargo」を中心に解説した。
大谷真也
<「e-cargoは、件名が命。思わずメールを開いてしまう件名に」と大谷係長>
 具体的な利用方法にも言及。「e-cargoは、一日五分、半年間やれば、必ず収益は出る。各社さん、自社の単価にあわない仕事がある。それを、e-cargoに登録するだけでいい。荷物が欲しくて困っている他社から必ず反応がある。赤字の仕事が、新たな収益源となる」(大谷係長)。
 さらに、見積もりをやり取りしていると、新たな企業とのネットワーク構築が図れる。新しい企業と電話で話をしているときに、e-cargoには載っていない仕事が出てきて、成約した事例もあるという。
 実際の記入例も紹介。「仕事依頼のメールをどうやって読んでもらえるか。そのためには、つい開きたくなる件名をつけないといけない。ITシステムだけで完結するものではない。最後に人の息吹を感じさせられるか。それが、LSSを有効に活用できるポイントになる」(同)。
全体
<実例を基に、LSSとe-cargoの活用方法を解説した>
 最後には、各社がe-cargoに実際の仕事を登録。一つでも多く登録することで、収益の向上と、ネットワークの構築に向けた第一歩となる。