【LNEWS(http://www.lnews.jp）】富士通ゼネラルは11月26日、タイ・チョンブリ県の子会社FGA(THAILAND)CO.,LTD.が中・大型エアコン用コンプレッサーの内製化のため6月に完成させた新工場が本格稼動し、12日に量産1号機を隣接するFUJITSU GENERAL(THAILAND)CO.,LTD.に出荷したと発表した。
　量産1号機は、12月発売予定の豪州向け大型インバーターエアコンに搭載される予定。今回量産を開始した高効率DCインバータータイプの「2シリンダーロータリーコンプレッサー」は、同等クラスのコンプレッサーに比べて約5％エネルギー効率が向上しており、豪州向けに続き順次各国向けに搭載する予定。
　また、新工場は同じレムチャバン工業団地内のFG（タイ）との同期生産で納期短縮と在庫圧縮を実現し、今後の生産性向上に寄与するとしている。