キリンビール▼物流部門のグループ共通基盤を強化 
2010年01月18日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】キリンビールは、コスト構造改革の取り組みとして、物流部門で拠点・体制・システムなどの見直しによりグループ共通基盤を強化する。1月8日に発表した「2010年 キリンビール事業方針」で公表した。
生産部門では、生産拠点再編成による需給ギャップの解消を行い生産性の向上を図る。生産・SCM・営業の各部門が連携し、増トントラックの活用やトラック待機時間の削減、パレット回収の強化など、TCR活動を推進する。全社をあげてカイゼン活動に取り組むことで、生産性・コスト競争力獲得を目指す。
TCR活動は、Total Cost Reformの略。生産・SCM・営業の各部門間でコストアップ要因となっている課題を、横断的に協力して課題解決することでコスト削減を実現していく取り組み。
2012年までの目標として国内における製造・物流・オフィスのCO2排出量を90年比で60%削減(総排出量)する目標だ。