アーキタンツ▼倉庫の中にダンススタジオを増設。都内最大規模!? 
2010年02月04日 「都内でこれだけの規模のダンススタジオはないですよ」。建設事務所の傍ら(かたわら)、バレエのダンススタジオを運営するアーキタンツ福田友一社長の弁だ。
今回、30坪強のダンススタジオを増設。既存の大スタジオ(約50坪)、小スタジオ(約25坪)とあわせて、東京・芝浦のワンフロアに3スタジオを運営する。都内のダンススタジオは、大半が1スタジオ経営だという。それが、3スタジオあるというのは、首都圏では最大級の規模となる。
増設したダンススタジオ。天井部の梁部分に倉庫の面影を残すばかりだ。
スタジオを増設できるのも、建物自体が元は倉庫だからだ。倉庫の大空間の一部を利用し、ダンススタジオを運営。ちょうど隣のスペースに空きができたことから、増設に踏み切った。今回も“倉庫といったらイーソーコグループ”のイーソーコ総合研究所が監修を行った。
大スタジオは約50人が一度にダンスの練習ができる。小スタジオは20人。新しくできた中スタジオは30人で、ちょうど中間のサイズだ。
これだけの規模と大中小のスタジオがあるから、ニーズもひっきりなし。アーキタンツがバレエの稽古用にオープンクラスを行っているほか、先生が場所だけを借りて教室も開いている。公演間近のリハーサルにも利用される。練習人数によってスタジオを選べるから「ニーズは多い。オープンクラスも増やすが、それ以外の依頼で、ほとんど予約は一杯になっている」(福田社長)。
芝浦の最寄駅はJR・田町駅。駅前の再開発計画があり、数年後には、スポーツクラブや、ショッピングセンター、病院などができあがる予定。その中に、舞台も用意されている。「再開発ができたら、アーキタンツ主催でバレエ演舞会をやってみたい」と夢は広がっていく。さらに、もう一つ、新たな計画も秘めているが、それはもう少しのお楽しみだ。
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