【LNEWS(http://www.lnews.jp）】日本通運は3月19日、ベトナムの現地法人・ベトナム日通が、ベトナム南部・アマタ工業団地で2月に竣工した資生堂ベトナムの工場内ロジスティクス業務を開始したと発表した。
　ベトナム日通では、グローバル在庫管理システムREWARDSを活用して、資生堂ベトナム工場における荷受けから棚付け、サンプリング入出庫、原材料の生産ラインへの投入、完成品出庫までの物流業務全般を行う。
　竣工にあわせて開始したのはテスト生産に伴う業務だが、本格生産開始時には、約30名のベトナム日通スタッフが工場に常駐する。
　また、完成品はホーチミン市近郊のベトナム日通の倉庫を一時保管の拠点とし、出荷対応を行う。
　同工場でのロジスティクス業務開始に、日本でベトナム日通スタッフの研修を行うとともに、REWARDSに精通した香港日本通運のスタッフをベトナムに派遣して、ノウハウを水平展開することで、グローバルなサポート体制を整えた。