物流不動産ニュース

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ロジIT研鑽会▼イーソーコ大谷副社長が現在の物流業界を切る 

2010年04月01日

 時流のテーマ、話題の業界、商機のある領域で、ロジスティクスはどのように行われているかを知り、それを自社の企業戦略・物流に活かすことを目的に、ロジスティクスIT研究所が開催している「業界別物流実務家によるロジIT研讃会」の5回目が3月29日、東京・港区のイーソーコ会議室で行われた。
 ここでは物流不動産をテーマに、イーソーコ総合研究所の花房陵・主席コンサルタントを司会進行役(ファシリテーター)として、イーソーコの大谷巌一・副社長が講演を行った。
イーソーコ大谷副社長
<「ネットワーク構築にはLSSの活用を」と大谷副社長>
 大谷副社長は「国内貨物輸送量が年々減少し、平成22年度には遂に40年ぶりの50億トンとなり、今後も減少していくと、みられている。物流業界の現状は悪化の一途を辿っている」とし、そうした現状を政治が何かしてくれると期待しても「自民党政治からの変革に期待した民主党政治が混乱している状況下では何もやってくれるはずがない」と述べた。
 その上で、「企業も個人もゆで蛙となる前に、意識改革を図り、他社との差別化を図り、自社の強みと弱みを補完しあうネットワークを構築していくことが重要」と解説。差別化を生み出す、有効ツールの中に「物流不動産ビジネス」があり、ネットワーク構築を図るために、イーソーコが運営する物流営業支援システム「LSS」を活用して欲しいと訴えた。
 なお当日の詳細リポートは後日、イーソーコ総研の花房陵氏よりお伝えする予定だ。