ヤマト運輸▼三越伊勢丹の物流業務を受託 
2010年04月01日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】ヤマト運輸は3月29日、三越伊勢丹ホールディングス傘下の三越伊勢丹ビジネス・サポートと4月1日開始で物流全般に係る業務委託契約を締結したと発表した。
業務委託内容は、全国の三越伊勢丹グループ25店舗と各物流拠点からの配送業務。
今後地域に応じた取組など顧客に役立つ業務を共同で展開するとともに、大型家具についてもヤマトホームコンビニエンス、代金決済ではヤマトフィナンシャルなど、グループ内の各事業会社も協力する。
今回の契約締結は、ヤマト運輸が品質向上による顧客満足の最大化、グローバル展開、グループ全体での物流・決済・情報を核としたソリューションビジネスの提供などの取組が、両社の顧客と会社・社員に有益だとして提案を行い、その方向性が評価され契約を締結したもの。
ヤマト運輸は1979年、宅急便事業を開始した当初に宅急便事業に専念するため、三越との取引を中断した経緯がある。その後、一部の店舗やクール宅急便などでは取引があったものの、全国規模での業務受託は30年振りとなる。