アパレルのユナイテッドアローズ▼ネットストアとの在庫連動システム導入 
2010年06月02日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】スタートトゥデイは5月19日、運営するインターネットショッピングサイト「ZOZOTOWN」に出店するユナイテッドアローズ(以下:UA社)と倉庫における在庫情報の連動システムを導入した。
スタートトゥデイはUA社の自社ECサイトの運営支援も行なっており、ZOZOTOWNと在庫だけでなく、UA社が倉庫に持つ在庫の情報を共有することが可能となる。
このため、ZOZOTOWNに在庫がない場合でも、UA社が倉庫に持つ在庫をZOZOTOWN上でも販売することが可能となり、在庫管理の効率化を図ることができることで、販売機会損失の減少と顧客満足度の向上につながると考えられる。
ZOZOTOWNでは、これまで欠品商品に対して、再入荷お知らせメールの申し込み機能や、アパレルメーカーの自社ECサイトの運営支援事業を通して在庫情報を共有することで、対策を行ってきた。
昨年度1年間で、再入荷お知らせメールへの申し込み金額は合計で300億円に相当し、こうしたニーズに応えられるよう、今回の在庫連動システムの導入したもの。
将来的には、ZOZOTOWNに出店しているアパレルメーカーとの在庫連動システムの導入を進め、倉庫在庫だけでなく、実店舗の在庫共有化も視野に入れている。