イーソーコ（本社・東京都港区、遠藤文社長）は5月26日、自社が関係したセミナーの動画配信を開始した。同日、実践ロジスティクス研究会（鈴木邦成会長）主催の物流不動産研究部会で同社・物流不動産部の登坂雅樹課長が講師に立った姿を、「ユーストリーム（ｕ－ｓｔｒｅａｍ）」で配信した。
　また、やはり同日、子会社のイーソーコ総合研究所（同、河田榮司社長）の花房陵主席コンサルタントがファシリテーターを勤める「業界別物流実務家によるロジＩＴ研鑚会」（ロジスティクスＩＴ主催）も、実験的に動画配信した。
　イーソーコは、ネットを利用したビジネスを展開。現在、流行している無料で動画を配信できる「ユーストリーム」に着目。自社セミナーの動画配信を行うことで、自社のＰＲ、物流不動産ビジネスの浸透を狙った。ユーストリームを利用することで、ネットを利用できるパソコンで、誰もが、無料で、イーソーコのセミナーを見ることが可能となる。
　「ユーストリーム」は、無料・ライブで動画配信できるシステムで誰でも利用できる。同じ動画配信の「ユーチューブ」との違いは、ライブ配信ができる点。
　ライブを利用して、通販業界などでは、自社の商品を紹介するなど、「ユーストリーム」をビジネスに利用している。
　イーソーコでは、ユーストリーム以外にも、インターネットを利用した無料システムを活用したビジネス展開を図っています。インターネットを使って無料で会話ができる「スカイプ（Ｓｋｙｐｅ）」も利用して、全国のイーソーコ・ｃｏｍを運営するＡＳＰ会員と会議も行っている。
　イーソーコでは、今後、セミナーの配信や、イーソーコが提供するシステムの利用方法、自社ＰＲなどに「ユーストリーム」を利用していく考え。