【LNEWS(http://www.lnews.jp）】セイコーインスツルは6月15日、自社の電子ペーパー表示システムを活用した製造業・物流業向けシステムを積水樹脂キャップアイシステム、セイコープレシジョンとそれぞれ共同で開発したと発表した。
　積水樹脂キャップアイシステムのピッキング作業を簡略・単純化するシステム、「キャップアイシステム」に、電子ペーパー表示システムを導入し、紙に印刷していた商品名称やバーコード、在庫数などを電子ペーパー端末で表示するようにした。これにより作業時間やミスの減少、生産性の向上が図られるとしている。　
　セイコープレシジョンの統合エンタープライズシステム「SPEED-WORKS」に、電子ペーパー表示システムのデバイスドライバを装備し、電子ペーパー端末を製造現場に設置して作業指示などを表示できるようにし、製造現場の見える化とペーパーレス化を図る。