【LNEWS(http://www.lnews.jp）】日本トムソンは8月18日、愛知県北名古屋市の「プロロジスパーク北名古屋」内に製品物流センターを新設した。
　岐阜県美濃市の同社岐阜製作所の製品センターで保管・配送などを行っていたニードルベアリング等を移管する。同社は、多品種少量生産による製品サポートによって、顧客ニーズに対応しており、移管では約5000アイテムのニードルベアリング等と約2000アイテムの直動案内機器を対象とする。
　同社は、生産拠点と各地区配送拠点の中間立地にあり、最新物流施設を持つ外部倉庫としてプロロジスパーク北名古屋を選定。管理運営をリコーロジスティクスに業務委託する。すでに地区配送センター（東部・中部・西部）でもリコーロジスティクスに業務委託しており、今回の業務委託によって、在庫管理の一元化を図る。
　社内営業拠点に点在していた在庫の集約管理によって有効在庫の利用枠を広げ、多品種にまたがる顧客ニーズに応える。専用システムの採用により入出庫処理の作業指示が明確となるほか、各工程におけるバーコードチェックとともに物流品質の向上を図る。
　在庫場所から国内顧客や港・飛行場までの距離短縮と運送環境の改善により、緊急短納期品への対応を実現する。作業実績データの把握が容易となり、工程別生産性の分析により工程別の投入工数の改善変更が迅速にできるようになる。
■新拠点の概要
名称：日本トムソン製品物流センター
所在地：愛知県北名古屋市沖村権現34－1
　　　　　プロロジスパーク北名古屋
建物構造：S造（1～3階柱 CFT）
　　　　　　地上4階建
延床面積：約1万600㎡（3200坪）
　　　　　　事務所スペース含む