国際物流総合研究所▼コンサル・セミナー強化で新事務所 
2010年09月05日
国際物流総合研究所(本社・東京、岩井栄三社長)は9月1日、新事務所の開所式を行った。新事務所には、セミナールームも設置した。
自社のセミナールームを持つことで、定期的にセミナーを開催していく。
そこから、中心業務のコンサルビジネスにつなげていく考えだ。
挨拶には、岩井栄三社長が「メーカー、問屋、物流企業、多くの企業が問題を抱えている。その問題の種類も多様。環境、総務、IT、会計などなど。それぞれにサポートできる体制を敷いた」と語った。
また、セミナー第一弾として、同社の岩崎仁志主席研究員が「国内外の物流業の現状と課題」と題し、講演を行った。
岩崎主席研究員は、物流コストの現状や、トラック運送業の経費の割合、CO2排出量、国内貨物の見通しなどを表で紹介。コスト削減の流れのなか、「実際に運ぶことができる強み」を生かすことと「人材の育成」が生き残るためのポイントと紹介。人材育成と「実際に運ぶ」ことをどう経営力強化に結びつけるかが、同社のコンサルの役割と解説した。
今後も、セミナールームを活用し、多様なコンサルタントを呼んだセミナーを開始していく。