富士フイルム▼ドバイにデジタルカメラ製品の物流拠点新設 
2010年10月03日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】富士フイルムは9月27日、中東・アフリカ市場での事業拡大を目指し、アラブ首長国連邦(UAE)・ドバイに現地法人を設立し、10月1日から営業を開始すると発表した。
現地法人設立にともない、まずデジタルカメラ製品の現地物流拠点の新設・マーケティング機能強化を行う。デリバリーリードタイムの大幅な短縮と顧客ニーズに対する迅速な対応を図る考えだ。
同社は1970年代以降、代理店を通じ中東・アフリカ地域での事業を展開している。1993年には拠点として、ドバイに駐在員事務所を開設し、おもにデジタルカメラ製品・メディカル製品・イメージング製品・グラフィック製品に関し各代理店への営業・技術両面でのサポート活動を行ってきた。同市場は高い経済成長が見込まれることから、事業の一層の拡大を目指し、ドバイに現地法人を設立する。
ドバイ現地法人の概要
会社名:FUJIFILM Middle East FZE
所在地:アラブ首長国連邦・ドバイ
代表者:斉藤一徳
資本金:100万ディルハム
(約2300万円)
業務内容:デジタルカメラ製品の輸入・販売
メディカル製品・イメージング製品
グラフィック製品等の現地販売
代理店に対する営業・技術支援
従業員数:10名(2010年度末計画)