物流不動産ニュース

物流、物流不動産、倉庫を網羅した
最新ニュース・情報を発信しています。

  • メール会員情報変更
  • メールマガジンバックナンバー
  • ニュースメール配信登録

スーパーのイズミヤ▼年内に物流センター再編計画を策定 

2010年10月18日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】関西のスーパー、イズミヤの坂田俊博社長は10月5日、年内に物流センターの再編計画をまとめると公表した。
 同日、都内で開かれた決算会見で坂田社長は「新たな成長戦略の準備として物流センター再編と店舗運営改革を進める」と述べた。
 本誌の取材に対し、「現在、大阪市内に低温流通の南港低温センターと加工食品を中心とした大阪センターを稼動させているが、南港低温センターは老朽化進み、大阪センターも契約更新の時期を控えている。3年後を目途に新たな物流センターを建設する予定で、12月中には物流センターの移設計画をまとめ上げたい」と答えた。
 同社は、南港低温センター(大阪市住之江区)を自社物件で運営、大阪センター(大阪市西成区)を賃貸借物件で運営している。試案としては、南港低温センターを建替え加工商品を中心としたドライ物流センターとし、新たに低温物流センターを建設する予定だ。
 「新物流センターの建設候補地を含め、まだ白紙の部分が多いため、3PL業務を含む物流コンペは移設計画策定後になる」(同氏)という。
 なお、自社所有で賃貸借物件として運営している泉佐野(大阪府泉佐野市・敷地面積3万3091㎡)については、現状どおり賃貸借物件での運営を継続する予定だ。