NTTロジスコ▼千葉に最大規模の倉庫棟を竣工 
2010年11月30日 エヌ・ティ・ティ・ロジスコ(東京・千代田区)は11月19日、千葉県市川市に新倉庫棟を竣工した。
千葉物流センター内で昨年12月より建設を進めていたもので、今回竣工した新倉庫棟は、同社が所有する施設の中では最大級の規模。LED照明の採用や、今後は太陽光発電設備の導入も検討するなど、環境面に配慮していく。またセキュリティ対策にも万全を期する考えを表明している。
千葉物流センターは、都心・東京湾や成田空港へのアクセスに優れており、通販、医療機器、精密機器検査など「高付加価値サービス」をターゲットにしながら事業を展開中。今後は、首都圏と関西の顧客ニーズに対応するために、千葉物流センターA棟の改築及び八尾物流センター新倉庫の建設に着手するという。
・新倉庫棟の概要
名称:NTTロジスコ 千葉物流センターD棟
所在地 :千葉県市川市二俣717番88
アクセス:京葉道路原木IC 1.5km、首都高湾岸線千鳥町IC 3.0km
JR京葉線二俣新町駅 徒歩5分
敷地面積:千葉物流センター合計 約37,000㎡ (増加分 約13,200㎡)
・建物概要
構造: 鉄骨造 地上6階建 (倉庫フロア4階)
延床面積:新倉庫棟(D棟) 約29,540㎡(約8,935坪)
※A棟~D棟の4棟合計 約60,000㎡(約18,150坪)
主な特長:倉庫有効天井高6m、保管ラック配置を考慮したスパン割り
全館空調設備導入可能(現時点での実装 約80%)
耐震基準の1.25倍の耐震性能
主な設備:荷物用エレベーター6基、ドックレベラー5基
監視カメラ、指紋認証セキュリティ、LED照明(約1,600個