トヨタ自動車▼タイとアルゼンチンでIMVの生産増強 
2010年12月14日 トヨタ自動車(愛知・豊田市)は、タイとアルゼンチンでのIMV生産工場の能力増強を決定した。アジア・中近東などの新興国を中心に需要が拡大していることが背景。
2011年8月にトヨタ・モーター・タイランド(TMT)バンポー工場で年間14万台から22万台に、同年11月にアルゼンチントヨタ(TASA)で年間7万台から9万台に生産能力を増強する。これにより、グローバルでのIMV生産能力は約90万台となる。 また、タイのサイアム・トヨタ・マニュファクチャリング(STM)でも、IMV用ディーゼルエンジンの生産能力を年間22万基から33万基に引き上げる。投資額は合計で約255億円となるもよう。
トヨタは現在、IMVを11の国・地域で生産し約140の国・地域で販売中。今後も、市場ニーズを踏まえたクルマを最適な供給体制でグローバルに提供していくとしている。