ケンウッド▼物流子会社をTLロジコムに譲渡 
2011年02月15日 JVC・ケンウッド・ホールディングス(神奈川・横浜市)は子会社である日本ビクターとその子会社が保有する「日本レコードセンター」の全株式を譲渡する。相手はSBSホールディングスの子会社であるティーロジコムで、譲渡金額は非公開としている。
レコードセンターは、ケンウッドグループ内外の音楽・映像ソフトの物流を担う会社。市場が縮小を続ける中、同グループは物流の3PL化を進めると同時に、多品種少量物流を得意とするレコードセンターの新たな可能性を模索していた。
そこで浮上してきたのが全方位型物流機能を持つティーロジコムの存在。レコードセンター、ケンウッドグループ、SBSホールディングスの3社間で、すべての株式を同社に譲渡することで合意に達し、2月10日付でビクターとティーロジコム間で基本合意書を締結した。実際の株式譲渡は4月に実施される予定。