北越製紙▼販売代理店事業を統合 
2011年03月15日 北越紀州製紙(東京・中央区)は完全子会社となる新会社を設立し、丸大紙業と田村洋紙店が担っている紙パルプ製品の販売代理店事業を吸収する。3社の間ではすでに、統合に関する基本合意書の締結が決議し終わっているという。
経営環境の変化が背景。縮小する国内需要と安価な輸入紙の増加が、販売代理店の集約を迫っているのに加え、多様化する市場動向の変化にいち早く対応していくためには、新会社による一元的なオペレーションが有効との判断がなされたもよう。北越紀州の趣旨に賛同する新たな販売代理店の参画も協議していくとしている。