日産▼物流費含めたトータルコスト、年間5%低減 
2011年07月01日【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
日産自動車は6月27日、新中期経営計画(2011年度~2016年度)を発表し、モノづくりの強化として、研究開発、購入部品、部品輸送、生産、車両輸送などのトータルコストを年5%低減する。
コスト競争力を上げるため、今後、北米、中国、インド、ロシアを中心に、世界中の生産拠点でコスト競争力高める活動を徹底する。
車種間・新旧モデル間の部品とシステムの共用化率を上げることで、プラットフォーム全体の効率化を更に進める。
プラットフォームと商品のシナジー効果をパートナー各社と共に生み出していくが、特に小型車・中型車の領域に力を入れる。
更なる台数増で、コスト効率はより上昇し、購入部品だけでなく、物流費と内製コストにも目を向け、生産と購入品、納車整備センターまでの物流費を含めたトータルコストを年間5%低減する。
なお、2016年度末までにグローバル市場占有率を8%に伸ばすと同時に、売上高営業利益率を8%に引き上げる。