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フーズレックは7月7日、東日本大震災によって被災した岩沼物流センター（宮城県岩沼市）を復興し、7月1日より業務を開始したと発表した。
業務再開にあたり、建物の洗浄および修復、冷蔵冷凍設備やマテハン機器、3温度帯対応車両などを一新し、低温物流センターとして十分な品質と機能を回復した。庫内作業などの要員も新たに現地採用して安全や食品衛生などの教育を完了し、万全の体制とした。
岩沼物流センターは、仙台空港に隣接する岩沼臨空流通工業団地内に位置し、主に南東北3県をカバーする食品物流拠点。しかし、今回の大津波により建物や冷凍冷蔵設備の浸水･損壊、車両の水没･流失のほか、大量の瓦礫の漂着などで稼働不能となっていた。
同社では、震災発生直後から従業員の安否確認、支援部隊の派遣、代替えセンターによる業務代行など復旧･復興に向けたさまざまな活動を実施してきた。その結果、震災から約4か月ぶりに同センターの再開にこぎ着けたもの。