アステム▼医療機器の物流センターを鳥栖に建設、投資額30億円 
2011年08月19日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
アステムは8月4日、佐賀県鳥栖市のグリーンロジスティクス・パーク鳥栖に「メディカル流通センター」(仮称)を建設すると発表した。
8月4日に鳥栖市と進出協定を結び、土地、建物、設備等を含み約30億円の投資で、2011年10月着工、2012年10月に稼働予定としている。
同社は、医療機器・材料の流通は各県単位でメーカーから直接仕入れをして医療機関まで納品する分散型物流を行っている。
今回、佐賀県鳥栖市に物流センターを建設し物流機能を集約することで、「厳格なトレーサビリティ管理(GS1コードの活用)」、「在庫アイテムの充実」、「調達・納品リードタイムの短縮(約半日間の短縮)」を図り、医療機関に対して流通サービス機能の向上と、より安心・安全な医療機器・材料の安定供給を実現する、としている。
完成により、九州全域と山口県をカバーすることになり、もっとも遠い宮崎県にも3時間程度で配送可能となる。
なお、同社は医薬品部門の物流センターを同じ鳥栖市の弥生が丘で営業しており、医薬品とメディカルの九州地区における物流体制が整った。
■施設の概要
所在地:佐賀県鳥栖市播崎町字牛相1706
敷地面積:1万9682.98㎡
建築面積:9581㎡
延床面積:1万9491㎡
構造:地上3階建て・鉄骨造(倉庫部分1階の高さは9m、2階は7m)