世界製造業の先行き景気感(PMI)、2009年の水準まで落ち込む 
2011年09月16日【Cargo Business News (http://www.cargobusinessnews.com/)】
報道によれば、世界の製造業は、2009年7月以来最低の水準まで落ち込んでいる。
JPモルガンの世界製造業PMIによると、世界製造業指数は50.6と2年連続で低下しており、50.0以下は景気後退を意味する。
JPモルガンのグローバルエコノミスト、ジョセフ・ラプトン氏によると、「世界製造業セクターの成長率は、7月に低迷への序章を迎えた。近々上向きになるのではという期待もあったが、新規注文指数によって小幅の低迷から縮小圏へと突入したことでその期待も打ち砕かれたという見方もある。」
7月の新規注文指数は、前月の51.0から49.9へ低下した。
世界製造PMI指数は、英国、中国、フランス、ドイツ、ロシアおよび米国の統計データを組み合わせた指数である。