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NEC▼TSUTAYAの店舗でRFIDタグ約80万枚による販売・在庫管理システム構築 

2011年11月17日

【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
NECは11月8日、カルチュア・コンビニエンス・クラブが今冬にオープンを予定している次世代のTSUTAYA店舗「代官山 蔦屋書店」に、UHF帯RFIDタグ約80万枚を用いた販売・在庫管理システムを構築したと発表した。
一店舗で約80万規模のUHF帯RFIDタグを用いるシステムは国内最大級。
新システムは、同店の主要商品(書籍・DVD・CDなど)にUHF帯RFIDタグを装着し、RFID読取り用の棚アンテナを取り付けた什器(RFIDスマートシェルフ)・RFIDと電子マネーに対応するセルフレジ・RFIDスマートゲート等と組み合わせたもの。これまでバーコードリーダを用いて人手で行っていた入荷検品・レジオペレーション・在庫位置情報管理の精度や作業効率を大幅に向上させた。
特に貸出しの多い新作や人気商品は、RFIDスマートシェルフへ陳列を行い、商品に貼付されたUHF帯RFIDタグを定期的・自動的に読み取ることにより、在庫状況の共有や販売データとの整合を迅速に行うことが可能となる。
また、書籍へのタグ装着は、書籍の盗難防止としても活用でき、ロス率の低減を実現した。
次世代のTSUTAYAでは新たな顧客価値の創造のため、後方業務を効率化し、顧客の相談対応や商品提案など、顧客と接する時間をより増やすことが必要とされている。その実現に向け、今回の最先端技術を用いたシステムが導入されたもの。