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三菱地所と三井物産は2月29日、東京都江東区辰巳に共同で開発を進めていた物流施設「ナカノ商会辰巳センター」が竣工したと発表した。
＜ナカノ商会辰巳センター＞
ナカノ商会辰巳センターは、専用センターとして整備したもので、敷地面積9939㎡、5階建てで、延床面積3万1533㎡の規模。3月1日にはナカノ商会がテナントとして入居する。
東西に両面バースを設け、南北に共用スペースを設置し、複数テナントの多様な保管条件にも対応可能な使い勝手の良い建物仕様となっている。
東京都心部、港湾施設、羽田空港等にも近く、首都高湾岸線新木場IC、有明ICから約2km、東京メトロ有楽町線辰巳駅から徒歩4分など、アクセスにも優れ、雇用の確保にも有利で、物流拠点として高い立地優位性を持っている。
三菱地所としては初の物流施設開発事業で、第2弾として神奈川県相模原市で国内最大級のマルチテナント型物流施設の開発（2013年秋竣工予定）も進めている。
4月には都市開発事業グループ内に物流開発室を新設し、積極的に物流施設開発事業に取り組むとしている。
施設概要
名称：ナカノ商会辰巳センター
所在：東京都江東区辰巳3-8-5（住居表示）
土地面積：9,939.01㎡
延床面積：31,533.50㎡
構造：鉄骨・鉄筋コンクリート造地上5階建
床荷重：1.5t／㎡
梁下有効高さ：各階5.5m（5階一部3.5m）
搬送設備：乗用エレベーター2基（15人乗）
貨物用エレベーター：6基（3.5トン）
垂直搬送機：2基（1t）
用途：倉庫、荷捌場、事務所、駐車場