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　三菱倉庫は4月17日、埼玉県三郷市に医薬品専用倉庫「三郷2号配送センター」の建設に着手したと発表した。
　施設は4階建て、延べ床面積2万6500㎡の規模、投資額は38億円で、来年2月竣工の計画。
　
　東日本の医薬品配送拠点として、三郷、八潮、新座で施設を運営しているが、新たな顧客ニーズに対応するため、新センターを建設することになったもの。
　医薬品に適した高品質な保管サービスに加え、医薬品専門運送子会社として設立したDPネットワークも活用し、輸送中を含めた温度管理の徹底、トレーサビリティーの強化によって、保管から輸配送まで一貫して高品質な医薬品物流サービスを提供する。
　新センターは、三郷インターチェンジ至近で、災害に強いエコ倉庫のコンセプトのもと、同社最大規模の太陽光発電設備の設置する。
　非常用発電機の設置により災害時もセンター機能を維持することで顧客の事業継続を支援する。
■施設概要
名称：三菱倉庫三郷2号配送センター
所在地：埼玉県三郷市三郷インター南部土地区画整理事業4街区
敷地面積：約2万8100㎡の一部
建物構造：柱が鉄筋コンクリート造、鉄骨造、4階建
延床面積：約2万6500㎡（他に別棟で危険品庫等 約900㎡）