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新潟運輸▼茨城古河支店が稼働 

2012年08月14日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 新潟運輸(本社・新潟市、山田博義社長)は、茨城古河支店を開設した。特積みネットワークの拡充により、リードタイム短縮と品質向上を図る。
 所在地は、茨城県古河市上和田13ノ1。国道4号バイパスに近く、平成26年度を予定する圏央道開通で一層の利便性向上が見込まれる。土地・施設は賃借する。
 敷地面積約8900平方メートル、ホーム床面積約1700平方メートル。大型運行車16台、集配車20台が接車できる。
連絡輸送から直送に切替え
 集配エリアは茨城県古河市、筑西市、結城市、下妻市、八千代町、五霞町、境町。栃木県小山市、野木町。同エリアは従来土浦支店と宇都宮支店で対応してきた。到着貨物量に対し、2支店が手狭になっていたことから、同社は最適な土地・施設を探していた。
 茨城古河支店の開設により土浦、宇都宮の両支店の貨物量が緩和され、各エリアの集配効率が向上。リードタイム短縮による配達時間の前倒しと、協力会社を介した連絡輸送(中継輸送)から、自社便での直送体制への切り替えによる輸送品質向上が図れる。
 7月9日に営業開始。到着便は全国から。現在出発便は6便で、東北、新潟、関東向けが多い。集配車は22~23便が日々稼働。支店開設に合わせ取り扱い貨物の移管作業を進めている。
 「茨城古河支店開設の一番の狙いは配達強化。自社便への切り換えによる品質向上も大きい」と同社。さらなるネットワーク拡充とサービス・品質向上で、営業拡大につなげる。(矢田 健一郎)