【輸送経済(http://www.yuso.co.jp）】
　鴻池運輸（本社・大阪市、鴻池忠彦社長）は、九州地区の事業拡大を図るため、佐賀県鳥栖市のグリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖に配送センターを新設する。8月29日に鳥栖市と進出協定を締結した。
　新センターの所在地は佐賀県鳥栖市姫方町1642。敷地面積は約5100平方㍍。管理棟1棟、トラック約50台を収容できる駐車場を設け、11月から稼働。倉庫の建設も予定する。
　グリーン・ロジスティクス・パーク鳥栖は国道3号線や高速道路に近接。インターチェンジから500㍍と九州有数の物流拠点。立地の良さから定温倉庫を構える物流事業者は多い。
　鴻池運輸も定温物流を得意とし、今秋、九州で医療機器や医薬品メーカー、卸業者と連携した新たな３ＰＬ（サードパーティー・ロジスティクス）事業を立ち上げることになっている。（丸山　隆彦）