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　東和薬品は10月9日、岡山県勝田郡に西日本物流センターが竣工し、製品出荷を開始する。
　国内3工場に付随した物流拠点の集約化による効率的な物流体制を構築するため、約22億円を投じて整備したもので、ジェネリック医薬品の普及に対応する。
　施設は、平屋倉庫棟と自動ラック倉庫を設け、延床面積約9,740㎡で、収容能力は約6,000パレット。
　今春稼働した山形工場に付随する山形配送センター（山形県上山市）を東日本物流センターへ改称し、東西物流2拠点体制により、安定供給の向上を図る。
　国内3工場に付随した各物流センターから顧客へ製品を届けていたが、物流センターにまとめて顧客へ配送することで、物流の効率化を図る。
　災害などで操業を停止した場合でも、2拠点でのバックアップ体制を構築した。
　西日本物流センターでは、屋根に太陽光発電システム（最大発電能力0.85メガワット）を導入し、西日本物流センターで想定される消費電力の約26％の削減効果（CO2排出量として）を見込んでいる。
西日本物流センターの概要
名称：東和薬品西日本物流センター
所在地：岡山県勝田郡勝央町太平台84
TEL：0868-38-1077
敷地面積：約78,000㎡
延床面積：約9,740㎡
主要建物
平屋倉庫棟：S造、1F
立体自動倉庫棟：S造、自動ラック倉庫