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　スクロールは2月14日、2013年3月期決算で、特別損失10億円を計上する見込みと発表した。
　ロジスティクスセンター浜松西において、2013年1月の完成を予定して物流システムの設備投資を進めていたが、設備の入れ換え時に不具合があり、商品出荷が遅延するなどの物流システム障害が発生した。
　これに伴い、物流システムの安定稼動に向けた臨時費用や、出荷遅延解消を目的としたカタログの一部配布中止に伴う損失などが発生する見込みとなった。
　損益に与える影響額は現在調査中だが、約10億円を2013年3月期に特別損失として計上する予定だ。
　なお、出荷遅延はほぼ解消しており、物流システム障害は収束に向かっているという。