物流不動産ニュース

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日本RC▼厚木の3倉庫を集約。5月、収益性向上図り 

2013年03月04日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 ティーエルロジコム(本社・東京、鎌田正彦社長)の子会社日本レコードセンター(=日本RC、本社・神奈川県厚木市、片野浩一社長)は5月をめどに、神奈川県厚木市に置く3つの倉庫を1カ所に集約する。
 物流不動産企業が3月厚木市内にしゅん工する「厚木物流センター(仮称)」に、日本RCが賃貸する上落合DC、長沼DCなど3拠点(合計延べ床面積約6万1000平方メートル)を集約。収益性と作業効率の向上を図る。
来年以降、利益増加に寄与
 新センターは地上4階建て、延べ床面積は約4万8000平方メートル。集約後は賃貸料が軽減され、「かなりの節約が期待できる」と鎌田正彦SBSホールディングス社長。より少ない従業員による運営も実現する。
 拠点集約に伴い移転や原状回復などの費用が掛かることから、鎌田社長は「ことしの収益は見込めないが、来年以降は利益増加につながる」と話す。
 日本RCは平成23年、ティーエルロジコムが子会社化。CDやDVDなど音楽・映像媒体を扱う3PL(サードパーティー・ロジスティクス)を中心に、多品種少量商品の物流に強みを持つ。(水谷 周平)