千歳市▼国際物流拠点開発 
2013年03月04日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
千歳市は、平和地区の市街化区域編入について、北海道空港が事業主体として用地約46haを2013年から国際物流拠点として開発すると明らかにした。
開発コンセプトは、新千歳空港と苫小牧港が結ぶ国際的なネットワーク機能を活用し、物流機能を集積させる新たな「国際物流拠点(インランド・デポ)機能」を中核として、「空港補完機能」と「平和地区全体の補完機能」が連携する複合的な産業の集積拠点の形成を目指す。
国際物流拠点地区には、インランド・デポや3PLなどの機能を集積した物流関連産業地区(インランド・デポ機能を想定した国際物流センター、メディカル系倉庫、物流関連施設など)を開発。
空港補完地区は、空港のセキュリティ強化や利便性向上と空港機能の高度化を目指す地区(空港物流センター倉庫、空港専用駐車場など)とする。
開発区域全体の補完地区として、当該地区に従事する関係者の利便を図り開発区域全体の補完機能を有する地区(ガソリンスタンド、コンビニエンスストア、事務所棟、会議室、国際展示場、北海道産の生鮮品流通加工センターほか)として開発を行う。
なお、現在は市街化調整区域なため、10月下旬の決定告示を待って、11月に開発許可申請の予定。許可後造成工事に着手する。