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日通、エブリー24▼物流網・ノウハウ共用 

2013年04月18日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 日本通運(本社・東京、渡辺健二社長)とダイセーエブリー二十四(=エブリ―24 本社・愛知県一宮市、田中孝昌社長)は業務提携を結び、国内外で低温物流拡大に乗り出す。
 グローバル展開の一環として日通が持つ40カ国223都市の海外ネットワークと、エブリー24が強みとする低温物流ノウハウを相互活用。日本と上海での低温物流拡大を皮切りに、今後、タイやインドネシアなど東南アジア、欧米での低温物流ニーズに対応。複数温度帯による一貫輸送サービスの共同開発など高品質、広範囲なコールドチェーン構築に取り組む方針だ。
 提携は日通が打診。昨秋協議を開始し、3月19日、合意に至った。これまでも施設の視察や短期研修の受け入れなどで交流があったという。
 エブリー24は、チルド食品を中心とした24時間365日対応の低温物流を展開。平成23年5月にバンコクに現地法人「DAISEI EVERY(THAILAND)」を設立。ことし4月にも上海に現地法人を開設するなど海外事業の拡大も進めている。(水谷 周平)