トナミHD▼IT会社を買収、システム開発 強化 
2013年04月18日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
トナミホールディングス(本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長)は1日付で、情報システム開発会社シー・フォーカスの株式100%を取得し、完全子会社化した。高度化・多様化する顧客ニーズに対応するため、物流システムの開発力を強化。トナミ運輸が重点的に進める3PL(サードパーティー・ロジスティクス)事業の拡充を図る。
社長は、トナミ運輸(本社・富山県高岡市、綿貫勝介社長)で情報システム事業部を担当する三枝保弘取締役経営企画室長が兼任。樋口一男前社長は辞任した。
シー・フォーカスは平成11年設立。ICT(情報通信技術)による経営効率化システムの開発や保守、情報活用ノウハウを駆使した経営情報の分析、事業改善支援サービスに強みを持つ。資本金4000万円。売上高約2億5000万円。本社を東京に、大阪に西日本事業部を置く。
トナミHDは子会社化により、シー・フォーカスのノウハウを活用。トナミHDグループの関連会社でシステム開発を扱うけいしんシステムリサーチとも連携を深め、情報システムの開発力を高めていく。(水谷 周平)