鈴与▼富士市に新センター、BCP対策にも照準 
2013年05月01日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
鈴与(本社・静岡市、鈴木与平社長)は11月末をめどに静岡県富士市の富士山フロント工業団地に物流センターを新設する。内陸部での常温・定温の配送センター運営やBCP(事業継続計画)対策など多様化する顧客ニーズに応える。
住所は富士市大渕2261ノ5。同工業団地は富士山の麓の標高230㍍に位置し、東名高速道富士インターチェンジ(IC)から約5㌔、新東名高速道新富士ICから約2㌔。
開設する「富士山フロント物流センター(仮称)」の敷地面積は約35,800平方㍍。二階建てで、延べ床面積は約27,500平方㍍。約1,400平方㍍の定温保管スペース、海上コンテナ用プラットホーム、トラックバースなどを構える。パートも含め従業員は約80人を見込む。
LED(発光ダイオード)照明の全館導入、太陽光発電設備など、省エネ・環境対策を充実。自家発電機、蓄電池システムにより、災害による停電の場合にも業務を継続できる体制を整える。(谷 篤)