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スワローマネジメント▼三沼運輸をM&A 

2013年05月16日

 【物流ウィークリーhttp://www.weekly-net.co.jp/
 スワローマネジメント(中島祥輔代表取締役社主、東京都江戸川区)は4月1日付で、M&Aにより栃木県の三沼運輸(宇都宮市)の株式100%を取得。三沼運輸はスワローグループとして事業を展開する。同グループの澤木正洋COO(最高執行責任者)は「今期のグループ売上高は110億円を目指す」と話している。
 同グループは、グループ管理会社であるスワローマネジメントを中核に、スワロー輸送、スワロートラック、千葉スワロートラック、スワローロジプロ、京浜スワロートラックの物流企業5社と不動産会社2社で構成。従業員は1400人、保有車両800台を誇り、前期のグループ売上高は100億円をマークしている。
 三沼運輸は1950年創業の老舗で、同社代表だった三沼義男氏は栃木ト協の会長を務めたこともある。取引先は大手食品材料メーカーなどでバルク車、冷蔵車を中心に39台を保有。従業員40人。前期売上高は4億5000万円。
 M&Aは、三沼運輸からスワローマネジメントに相談が寄せられ、1か月ほどのスピード合意だったという。澤木氏は「グループの成長戦略の一環としてM&Aを実施した。現在、物流5社を合わせて首都圏を中心に18の支店・営業所を配置しているが、それぞれ配送エリアや車両、荷主に特色を持つ。グロスメリットとともにシナジー効果を追求していく」と説明している。