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　日本レコードセンターは5月7日、厚木三田DC（神奈川県厚木市）で業務を開始した。
　同施設は、厚木市内3か所に分散していたセンターなどを集約した延床面積約1万5000坪の大型物流センター。
　新センターでは、CDやDVDなどの音楽・映像商品、約15万アイテム、1500万枚を保管、管理し、1日の入出荷量は10ｔトラックで約30台分、北海道から沖縄まで全国3000か所の音楽ショップやビデオレンタル店などに配送する。
　多品種少量商品に最適なマテハン機器の導入、フロア配置やレイアウトなどで効率と品質の大幅な向上をめざし、物流波動にも集約前に比べ柔軟な要員配置で対応可能となる。
　音楽映像販売業向けは、1階、2階、5階に、音楽映像レンタル業向けが3階と4階の各フロアを使用し、屋上には、駐車場、非常用電源装置を設けている。
　連休中にSBSグループ各社により、大型トラック延べ700台、フォークリフト50台を動員して移転作業を行った。
■厚木三田DC建物概要
正式名称：日本レコードセンター 厚木三田DC
所在地：神奈川県厚木市三田47-3
延床面積：14,600坪（1F2,900坪、2F3,200坪、3F2,700坪、4F2,900坪、5F2,900坪）
構 造：鉄筋コンクリート造、鉄骨造地上５階建て
床耐荷重：1F2.5ｔ／㎡、2～5F1.5ｔ／㎡
天井高：5.5ｍ（2F6.5ｍ）
主な設備
トラックヤード：1F・3F（大型トラック発着可）
荷物用EV：3機、 垂直搬送機：3機
ソーター：40シュート
搬送用コンベア：2F→1F用1機
セキュリティ：非接触カードシステム、24H警備、監視カメラ、機械警備
非常用電源装置：2機
屋上駐車場：360台