アスクル▼品川区にメディカルの東日本物流拠点を拡大移設 
2013年05月16日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
アスクルは5月6日、東日本メディカルセンターを東京都江東区から品川区に移転し、稼動を開始した。
一般医療用消耗品と医療材料のデリバリーサービスにおける東日本エリアのメディカル事業専用の物流施設となる。
新センターは、トライネット・ロジスティクスが所有するトライネット・ロジスティクス勝島1号倉庫(東京都品川区勝島、6階建て、2013年4月30日開設)の1階から3階部分、専有面積6800㎡を賃借するもの。
移設により、保管能力が125%増加し、マテハンの刷新とセンター構造の見直しにより、出荷能力も130%向上を見込んでいる。
取扱商品数は旧センターが約6,700アイテムに対し、開設時には約8,500アイテムに拡大する。
新センターは首都高速や東京港、羽田空港などの近隣で、旧センターでは出来なかったコンテナ納品の新設備により、海外からの商品調達が可能となり、サプライヤーを含めた物流効率の改善が期待できる。
施設は、最新の免震構造を採用することでBCPに対応し耐震性に優れ、従業員や荷崩れによる商品破損を地震から守る。
また、LED 照明や空調負荷を低減する断熱性能に優れた金属断熱サンドイッチパネルなどを採用した環境配慮型の施設となっている。
なお、同社のメディカル事業の売上高は76億円で、高齢化に伴う診療所・介護施設数の増加を受け、今後も拡大が見込まれ、新センター立ち上げにより事業スピードを加速し、2014年5月期に100億円を超える売上高を目指している。
■東日本メディカルセンターの概要
所在地:東京都品川区勝島1-5-21 トライネットロジスティクス勝島1号倉庫
専有面積:約6,839㎡
延床面積:約19,958㎡
建物階数:地上6階建(賃借部分1階~3階)
設備機能:免震装置/LED 照明/金属断熱サンドイッチパネル/GHP 空調完備(事務所部分)/高度医療機器・薬品保管設備/少量危険物倉庫/屋上緑化
取扱商品:医療・介護施設向け消耗品(衣料品、事務消耗品、文具等)、医療機関向け医療材料(一般医療機器・管理医療機器・高度管理医療機器、消毒液等の医薬品)