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デリカフーズ▼足立区に青果物流通拠点、7月竣工 

2013年05月16日

 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
 デリカフーズの子会社、東京デリカフーズは5月2日、東京都足立区に第二FSセンターを7月3日竣工すると発表した。
 首都圏エリアにおける青果物流通拠点の増床と生産能力増強を目的に新設するもので、1Fが出荷センター(1,332㎡)、年商25億円、2Fにカット工場(999㎡)、年商15億円のトータル40億円の生産能力を持つ大型野菜流通センターとなる。
 現在のFSセンター60億円のため、合わせ100億円規模となる。
 施設は、温度帯を完全1~4℃とし、全工程1~4℃帯のカットレタス自動化ラインも設け、菌数制御と鮮度維持を追及し、野菜の熟度コントロールを可能とする加温室も設置する。
 青果物流通の低コスト化を実現するデポ機能を拡大するため、デポセンターを大幅な増床と、大型外食チェーン対応のオートソーター(オートメーションピッキングライン)を増設し、よりスピーディに、より高精度ピッキングを実現する。
 災害時対応として、蓄電池設備を備えた停電時対応可能な太陽光発電システムを導入し、災害時のバックアップ電源を確保するとともに、メインサーバー・受注システム・通信機能を維持し、短時間での業務復旧を可能とする。
 工場より排出される野菜残渣(4トン/日)を完全堆肥化するリサイクル設備を導入し、リサイクル法遵守、生産地とのリサイクルループを実現。
 食品衛生マネジメントシステムであるISO22000に対応し、野菜の機能性を分析・研究する研究開発室を増床・増員し、研究開発をより一層強化。
■第二FSセンター施設概要
所在地:東京都足立区六町4-12-12
敷地面積:2,726㎡
延床面積:3,212㎡
出荷物流施設面積:1F1,332㎡
カット工場面積:2F999㎡
事務所他面積:3F881㎡