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日冷倉▼適正料金収受に尽力、電力コスト増へ対応 

2013年06月19日

 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
 日本冷蔵倉庫協会は3日、平成25年度定時総会を開催。24年度の活動や今年度の事業計画などが報告された。
 冒頭、村井利彰会長(ニチレイ社長)があいさつ。原子力発電所の稼働停止に伴う4月からの電気料金引き上げを、「冷蔵倉庫業界に大変大きな影響がある」と指摘。「適正料金収受へ向けた荷主交渉に果敢に取り組み理解を得ることが、喫緊(きっきん)の課題」との認識を示した。
会員への情報発信を積極化
 協会は今年度、(1)電力の安定確保(2)非常時対策(3)省エネ対策――などにも注力。「有益な活動をしても各地方の会員に情報が届かない問題」(日冷倉)を改善するため、情報発信にも力を入れる。
 任期満了に伴う役員改選では、新会長に伊藤滋マルハニチロホールディングス副社長が就任。松田浩ニチレイロジグループ本社社長、諌山忠則日水物流社長、岩渕文雄横浜冷凍常務、吉川光太郎東京水産ターミナル社長の4人が新副会長に就いた。(藤本 裕子)