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　グローバル・ロジスティクス・プロパティーズ（GLP）は6月4日、埼玉県三郷市に建設中だった「GLP三郷Ⅲ」が竣工した。
　すでに入居率は65％となり、3PL企業を中心にさまざまな業種の企業が入居する予定だ。
　GLP三郷Ⅲは、2012年から建設を進めていたもので、総工費は土地、建物含めて約120億円。
　全館LEDの採用、特許を取得している同社の免震構造を採用するなど、物流施設としては国内初の「LEEDゴールド」の予備認証を取得。進化したBCP対応の最新鋭物流施設としている。
　GLPの今後の物件について、帖佐義之社長は「すべての物件にこのようなハイスペックを採用するわけではなく、TPOに応じて、変えていく」としている。また、今後の展開については「今のところ首都圏・東京が全体の6割、関西が2割、その他地方が2割だが、固定して考えているわけではない。これも状況や環境、そして要望によって変わる」とし、「今後、年6～7棟の物流施設を開発していくつもりだ」と語った。
■概要
建物名称：GLP三郷Ⅲ
建設地：埼玉県三郷市三郷インター南部地区4街区1画地2
敷地面積：3万8901.14㎡
延床面積：9万4718.93㎡
階数：地上5階
主体構造：PC造/免震構造
仕様
梁下有効天井高：5.5m（5階は5.5m～6.5m）
柱間隔：12m（D）×10m（W）
床荷重：各階1.5ｔ/㎡
ドックレベラー：各階3基
垂直搬送機：設置可能
エレベーター／共用部ELV×3基
パース数：140台（各階28台）
トラック待機場：地上5台
乗用車駐車場：地上188台