高崎倉庫▼来期末までに全倉庫LED 
2013年07月03日 【輸送経済(http://www.yuso.co.jp)】
高崎倉庫(本社・群馬県高崎市、加部登社長)は、今期から来期にかけて全倉庫の照明をLED(発光ダイオード)に付け替える。
昨年、実証テストを実施。従来の水銀灯に加え、LEDなどの省エネ照明をそれぞれの倉庫約1,300平方㍍分に設置。明るさや点灯スピードを比較した。
LED導入で、「熱を持つ、点くのが遅いなど水銀灯の短所が解消できる」と岡野忠憲専務。点灯スピードに優れ、熱を持たず、作業場の明るさを一定に保てる。節電効果もあったことから、導入を決めた。
すでに付け替えた倉庫では、「明るく、作業しやすい」との声を得られたという。運用コスト抑制効果も出ている。
国土交通省から、災害時の民間物資拠点に指定される同社倉庫で非常用電源の動作確認テストを行った際、LEDはすぐに点灯。災害時の対応力も高まった。
今後も、LEDの特性を倉庫に活用すべく導入を進めていく。(松井 悠)