三井不動産▼横浜市鶴見区の物流施設を取得 
2013年08月01日 【LNEWS(http://www.lnews.jp)】
三井不動産は7月23日、100%出資する大黒合同会社が三井不動産プライベート投資法人と共同で、横浜市鶴見区の物流施設「横浜ロジスティクスパーク」の信託受益権を取得した。
取得日以降、アセットマネジメント業務を三井不動産投資顧問が、プロパティマネジメント業務を三井不動産当が行っている。
物件は2009年4月に竣工し、7階建て、賃貸床面積約9万6000㎡の大型物流施設で、3PL企業を中心に施設稼働率は100%となっている。
首都高湾岸線大黒ふ頭ICより約1.5km、首都高神奈川1号横羽線生麦ICより約2.8kmと高速道路へのアクセスに優れ、主要地方道である東京大師横浜線(鶴見産業道路)にも近く、横浜市内や東京都心部をはじめとした首都圏への配送拠点として高い利便性を有している。
構造面では、柱スパンを12m×10m、梁下有効高さを各階5.5m(1階は5.9m)と大空間を実現するプレキャストコンクリート造を採用し、地震発生時にも荷崩れを防ぐ免震構造、40ftコンテナトラックが各階に直接乗り入れできるランプウェイを整備している。
従業員の休憩スペース、コインシャワー室等、最新鋭の設備を備えている。また、CASBEE横浜のAランクを取得しており、環境にも配慮している。
今回の取得により、三井不動産が保有および開発を推進している物流施設は、千葉県市川市で昨年12月に着工した、グローバル・ロジスティック・プロパティーズと共同で開発推進する「GLP・MFLP市川塩浜」を含め、首都圏8物件、大阪1物件、計9物件になった。
■横浜ロジスティクスパーク」概要
所在地:神奈川県横浜市鶴見区大黒町43-1
敷地面積:約4万7900㎡
延床面積:約13万1800㎡
規模・構造:地上7階、塔屋1階、プレキャストコンクリート造、免震構造
竣工時期:2009年4月