SCM共同ネット▼一般社団法人化２周年記念セミナー開催
2013年08月08日
SCM共同ネット研究会は８月７日、一般社団法人化２周年を記念したセミナーを開催した。１００人超が参加した。
挨拶で滝沢保男代表理事は「全国共同物流、環境リサイクル、物流不動産、アジアSCM、ICLTのそれぞれのネットワークが基本となる。この５つのネットワークの相互活用を図り、３期目の拡大につなげていきたい」と展望を語った。
基調講演は、次世代薬局研究会2025の藤田道男代表が「超高齢化社会と医薬品業界の課題」と題して、医薬品の物流、流通の現状と課題を説明した。
薬の物流は、卸を通して医療機関、薬局、ドラッグストアに配送するケースと、メーカーから直接、薬局、ドラッグストアに配送されるケースがある。また、ジェネリック医薬品では、物流企業に委託するケースもあり、医療機関、薬局の翌日調達が可能になった。
また、もう一つの基調講演では東京都水産物卸売業者協会の中幸雄部長が「築地市場移転の考え方（流通・物流・情報）」と題して解説。
豊洲への新市場移転については、①食の安全、安心の確保②効率的な物流の実現③多様なニーズへの対応——が目的となっている。
物流に関しては、駐車場や荷捌きスペースの不足を解消。場内の物流の効率化を図るという。
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