伊藤忠商事▼物流不動産、3年で1000億円投資 
2014年09月18日【 LNEWS http://lnews.jp 】
伊藤忠商事は9月9日、物流不動産開発ビジネスを加速すると発表した。
これまで主に開発してきたBTS型物流施設に加え、顧客ニーズとサプライチェーン変化に応えるため、マルチテナント型物流施設ビジネスモデルにも新たに展開拡大し、今後3年を目途に1000億円を目標に優良投資資産を積み上げていくとしている。
共同事業プロジェクトとして、新たに大阪府堺市にマルチテナント型物流施設(総事業費約200億円、延べ床面積約4万坪、2016年竣工予定)の開発に着手した。
物流不動産の新たなバリューチェーン構築を図るための資産規模拡大を目指し、将来的には金融市場・資本市場を注視しながらJ-REIT設立も視野に入れて検討していく。
また、事業拡大を目的にシンガポール政府系の投資会社であるTemasek Holding(テマセク・ホールディング)の傘下であるMapletree Investments Pte Ltd社(メイプルツリー・インベストメンツ)と新たな共同事業スキームを組成した。
これまでの投資取組実績は開発中心とした事業規模約2000億円、総延床面積約100万平方米となっている。