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京阪電鉄▼京都に大型物流施設、来年2月着工 

2014年11月19日

京阪電気鉄道は11月5日、京都市伏見区の淀車庫拡張用地に内陸型物流施設「京阪淀ロジスティクスヤード」を来年2月に着工すると発表した。

竣工は2016年3月、物流施設供用開始が2016年春の予定。

近畿圏では大型物流施設の多くが大阪湾岸地域に集中する中、京阪間に位置するこの用地は、京滋バイパス・久御山淀ICから車で約4分、名神高速道路・大山崎ICから約6分と交通至便の地にあり、物流施設としては、近畿圏でも有数の交通の要衝に立地している。

さらに、今後、新名神高速道路が開通すれば、ますますその利便性は高まると考えられ、近畿圏のハブ地点としての需要に十分応えられる環境にある。

京阪淀ロジスティクスヤードは、A棟、B棟、C棟の3棟からなり、2016年春の供用開始を目指している。同施設屋上部には設置パネル数約5300枚からなる太陽光発電設備を設置し、年間約120万kWhの発電量を見込んでいるほか、建物南側に緑地帯を設けるなど周辺への環境に配慮した施設の建設を進めている。

なお、京阪線の車庫は、すでに寝屋川車両基地、淀車庫の2か所があるが、少子高齢化と人口減少社会への転換の影響もあって、近年、運行列車の大幅な増強の見込みがなくなったことから、社有地の有効利用を図ったもの。

■概要
名称:京阪淀ロジスティクスヤード
建設地:京都市伏見区淀美豆町555-1他
用途地域:準工業地域
敷地面積:約5万2900㎡
建物用途:倉庫業を含む倉庫(A、B、Cの3棟)
階数:地上2階、一部平屋建て
建築面積:約2万6900㎡
延床面積:約4万2700㎡

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