グッドマン・ジャパンは11月13日、建設中を含む日本国内の物流施設の賃貸借予約契約率を発表した。

 2014年11月に竣工した名古屋近郊のグッドマン大府は総賃貸面積約5万1000㎡の4階建て物流施設だが、竣工前にリースはほぼ100％完了した。残存スペースについても近日中に契約締結の見込み。

東京湾岸沿いの川崎市に2014年12月竣工予定のグッドマン水江は総賃貸面積約6万㎡の4階建ての物流施設だが、竣工前に100％のリースが決まった。

同じく東京湾岸沿いの市川市に建設中で2015年4月に竣工予定のグッドマン市川は総賃貸面積約6万5000㎡の4階建て物流施設。現在までに25％の予約契約が済み、残存スペースの1.5倍に相当する面積のLOI(関心表明書)を複数の顧客から受領しているため、100％のリースアップは間違いないとしている。

グッドマン・ジャパンのポール・マクギャリーCEOは「グッドマンは保有物件を短期的な利益のためだけに、売却するようなことはしません。物件に自信があるから長期間保有することで顧客の信頼を得ている」と話した。

■グッドマン大府
施設形式：マルチテナント型
所在地：愛知県大府市北崎町
敷地面積：2万6000㎡
賃貸面積：5万1000㎡

■グッドマン水江
施設形式：マルチテナント型
所在地：神奈川県川崎市川崎区水江町1-37
敷地面積：2万9808.62㎡
賃貸面積：5万8000㎡

■グッドマン市川
施設形式：マルチテナント型
所在地：千葉県市川市二俣新町21-2
敷地面積：3万2727.28㎡
賃貸面積：6万2881.30㎡

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