ガスト▼ポテトを緊急空輸 
2014年12月23日株式会社すかいらーくは12月16日、北米西岸港湾の労使交渉長期化の影響で、グループのファミリーレストラン「ガスト」で提供するポテトの原料となるジャガイモ加工品の安定な調達が困難になっていると明らかにした。その緊急対応として、ジャガイモ加工品の空輸を始めた。すでに約250トンが空輸済みという。
「ガスト」では、多い日で3万3000食販売する人気メニューの「ポテトフライ[山盛り]」の他、つけ合わせなど月間約900トンのジャガイモ加工品を使用している。このうちアメリカ西海岸での港湾労使交渉の影響を受けているのは約3割にのぼる。
すかいらーくでは、緊急空輸によるコストはさまざまな経費削減により吸収しており、今のところ業績に与える影響については軽微としている。